大津芸能倶楽部プロジェクトとは
「大津ゆかりの芸能を楽しんでもらいたい」をテーマに、小中学生を対象にした芸能鑑賞会やワークショップを行うとともに、世代を問わず楽しめる落語×常磐津公演の主催など、さまざまな活動を行なっています。
楽しみながら、芸能にゆかりのある大津の歴史や文化を知るきっかけになれば、うれしいです。
大津と芸能の関わり
大津は奈良や京都に近く、昔から政治・経済の影響を受けてきました。そのため、様々な歌や物語の中に、大津の地名が登場します。また、”芸能の神様“を祀る蝉丸神社や江戸時代から続く大津祭もあります。明治時代には芝居小屋が立ち並ぶなど、大津は古くから芸能が盛んな街です。
文化庁・地域文化倶楽部(仮称)創設支援事業とは
文化庁が学校における働き方改革を推進するとともに、子供たちが継続的で質の高い多様な文化芸術活動の機会を確保できるよう、新たな受け皿となる「地域文化倶楽部」(仮称)の創設や持続可能な文化芸術活動の環境整備を行うためのモデル事業です。
(詳しくは、文化庁の該当ページをご確認ください。)
メンバー紹介
てらだ ゆうた
寺田 悠太
1989年滋賀県大津市生まれ
大津幼稚園、中央小学校、打出中学校を経て、
2008年早稲田大学政治経済学部経済学科へ進学
2012年第一回東西学生落語大会in大津を主催
以後、主にマーケティングや営業企画等に関わりながら、東京では、落語や演劇の制作業務、大津では、商店街及び中心市街地の活性化や、大津で落語を楽しむ会の代表として、学生、社会人の方が落語を披露できる場を作っている。
企画・運営
たきがわ こいまる
瀧川 鯉丸
1987年神奈川県横須賀市生まれ
2006年早稲田大学第二文学部へ進学
2010年瀧川鯉昇に入門
以後、都内の寄席だけでなく、全国各地の小中学校で公演活動を行うなど、子供たちに、落語を通して人と出会い対話する面白さを伝えている。また、旧・大津公会堂で落語会を開催し、好評を博すなど世代を問わず全国にファンが増えている若手落語家の一人。
公益社団法人・落語芸術協会会員。
さんゆうてい はなきん
三遊亭 花金
落語
1990年福岡県春日市生まれ
2010年早稲田大学文化構想学部へ進学
2015年三遊亭金遊へ入門
以後、都内の寄席などで活躍するとともに、新潮社の文芸誌「yom yom」に取り上げられるなど、将来を嘱望されている若手落語家の一人。また、学生時代、第2回東西学生落語大会in大津にて早稲田大学落語研究会の代表として出場し、準優勝という成績を収めるなど、大津とのゆかりも深い。公益社団法人・落語芸術協会会員。
ナツノカモ
1983年東京都豊島区生まれ
2002年早稲田大学第二文学部へ進学
作家、俳優。コントを中心とした舞台脚本、テレビやラジオ番組の構成、ゲームシナリオの執筆などを手がける一方、自らも演者として舞台に立つ。2014年まで落語家として活動していたが作家に転身。その後、落語の技法を用いたひとり芝居を考案し、2018年から単独公演を各地で行う。芸人が低温な演技でコントをする劇団「ナツノカモ低温劇団」の主宰。小説の連載や落語の創作など、活動は多岐にわたる。
コント
ときわづ さちたゆう
常磐津 佐知太夫
1991年東京都荒川区生まれ
2010年早稲田大学基幹理工学部へ進学
2014年一橋大学大学院へ進学
以後、常磐津節の太夫として歌舞伎座や南座などに出演。また、TBSラジオなどメディアに出演し、常磐津の面白さを伝える活動を行う。
早稲田大学エクステンションセンター講師・江戸川大学非常勤講師。
ときわづ きくよしろう
常磐津 菊与志郎
1971年埼玉県生まれ
1990年学習院大学文学部哲学科へ進学
常磐津節の三味線方として、歌舞伎公演、日本舞踊公演等に出演。パントマイムや舞踏、京劇、現代演劇との共演なども積極的に行う。
NHK伝統芸能番組(テレビ、ラジオ)、テレビ朝日「題名のない音楽会」他に出演している。
常磐津